こんにちは。
今日は、FP田邊がブログを担当いたします。
家の引越荷物の片づけで、書類の整理をしていると、
保険、税金、住宅ローン…
気になる点がまた色々と出てきます。
そんな中から、今回は住宅ローンの「繰上げ返済」について。
「繰上げ返済」は、した方が良いのか、しなくても良いのか?
するのであれば、いくらくらい?どんな方法で?
色んな選択肢の中から、
今の自分に最適なものを選択して実行する。
様々なパターンをシミュレーションしていると、
結構な時間がかかります。
でも、FPとしては、大事なステップだなと思います。
さて、そもそも「繰上げ返済」とは、毎月の返済額に加えて、
ローンの一部を返済することで、全て元金返済にあてられます。
そのため、追加返済分の元金にかかる利息が減り、
総返済額が減少するものです。
そして、この「繰上げ返済」には2種類あり、
毎月の返済額を変えずに返済期間を短くする方法と、
返済期間を変えずに毎月の返済額を減らす方法です。
それぞれ特徴があり、どちらが良いかもそれぞれですし、
ライフプランにもよります。
選択肢の一つとして、
出来るだけ総返済額を減らしたい、とすると、
期間短縮型を選択することとなります。
また、違う視点から、
住宅ローンの金利よりも高い金利で他に運用が出来る、とすると、
繰上げ返済するよりもお得なので、
繰上げ返済はしない、という選択肢になります。
但し、運用にはリスクもありますので、注意が必要です。
また、以前は繰上げ返済には金額の下限があったり、
手数料が高かったりで、ハードルが高かったように思いますが、
最近は、返済額は1万円からで手数料も無料!
などの金融機関も増えてきています。
繰上げ返済と運用の併用など、
選択肢も広がってきているように思います。
いずれにしても、
ライフプランに合わせて、無理のない選択が大切ですね。
(アメブロに掲載したものですが、当事務所のホームページに再掲しました)
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